交通事故か、予見できるものか?
私の専門分野である源泉国際分野。法人税などとは異なる特徴があります。
税法としての特徴ではなく、税務行政としての特徴というべきでしょう。
法律も条約も改正されてもいないのに、
突如、執行で厳しくなる場合がある。
納税者や顧問税理士(詳しくない場合が多いですが)もびっくりするんですよね。
しかし、現実に私は何度も見てきました。
こうしたことは、予測不可能な交通事故なのでしょうか?
実は違うのです。
よくよくしっかり判断しておけば、税務リスクが予見できる場合があります。
そういう予見のもとに、保守的な取扱いをしておく。
もちろん、そういう対応に異論もあるでしょうが、
本税を追徴され、ペナルティを課されることを考えれば、どちらが関与先企業にとってよいことかは
どなたでもわかるとは思います。
ぜひ、専門の税理士の知見をご活用下さい。(了)