ドイツ銀行が課税逃れで米国で和解金
- 久川秀則
- 2017年1月7日
- 読了時間: 1分
ドイツ銀が米政府と和解、架空企業利用の課税逃れに9500万ドル支払い
との報道です。
本文をコピペしますと、
[ニューヨーク 4日 ロイター] - ドイツ銀行<DBKGn.DE>は、ペーパーカンパニーを利用して課税を逃れたとして米政府から起こされた訴訟で、9500万ドルを支払って和解することに同意した。マンハッタンの連邦裁判所に提出された和解調書の内容が4日明らかになった。
問題の発端は、ドイツ銀が2000年初めに買収したチャーター・コープが多額の含み益のあるブリストル・マイナーズ・スクイブ<BMY.N>の株式を保有していたことだった。
和解調書によると、ドイツ銀は2000年5月にチャーターをペーパーカンパニーに売却。ペーパーカンパニーはその時点でチャーターを清算するとともにブリストル・マイヤーズ株をドイツ銀に売り戻したため、5200万ドル余りの納税義務が発生した。ただペーパーカンパニーには資金がなく、ドイツ銀はそれを知りながら自らの納税義務を押し付けたと認めた。
とのことです。
米国のことですので、処分の法的構成まで見えませんが、
租税回避と認定されてのでしょう。
本当にドイツ銀行は、悪い意味で年中報道に乗っていますね。
http://news.jorudan.co.jp/docs/news/detail.cgi?newsid=REKBN14P03S
最新記事
すべて表示こんにちは。このところ海外在住の日本人の方から、直接お問い合わせいただくことが多くなりました。 日本に帰国、当事務所に来所してご相談することができない皆様です。 このため、まず、報酬について、万一振込が難しいこともあるだろう、ということで、(海外送金は大変ですから)...
みなさんこんにちは。 ビットコインが急騰して、思わぬ利益が発生している人が多いようです。 このビットコインの確定申告については、少し前に国税庁が雑所得、総合課税である、と公表した以外、 現時点、こなれた考え方の整理、質疑事例などの公表はなく、税務署の窓口でも相談した際の回答...
本日は、東京税理士会の情報システム委員会の打ち合わせでした。 記帳や決算、税務申告など、税理士業務の中核業務、AIが普及するとなくなるそうです。 伝統的な税理士事務所はまさにこのコア業務が多いでしょうね。 危機感がある若手の税理士は、コンサルなど別の分野に活動を広げつつあり...