海外投資のリスク
海外投資ブームがありました。現在も海外投資ブームなのかもしれません。 日本国内は金利がほとんどつかないので、そうしたことへの嫌気で海外投資に向かうインセンティブがあるのでしょう。 しかし、日本の銀行は大変安全で、クレジットリスクがないとすれば、金利が高くつくことは本来おかしいんですよね。 おまけに、無料で決済サービスも提供している。これで金利まで高くつけることは、経済合理性から難しそうです。 で、海外投資ですが、私の立場からすれば、十分に準備、研究して行ってほしいのです。 海外投資で儲かった、いい思いをした、という話は出てきますが、 逆に損をした話は、恥でもあり、あまりでてきません。失敗談は出てこないのです。 十分納得できる利ざやが受けられたケースはどの程度なのでしょう?為替リスクもあります。米国の利上げなどにも影響される。 私は、まず、出口をどうするのか、を決めておくことをお勧めします。 ずっと海外においておいてもいい、という人もいるでしょうが、相続が起こったときに、円滑に承継できるかは疑問です。 普通で言えば、相続人のために、どこかの時期に国
国外扶養親族の扶養控除の改正について(私見)
今年から税制改正で適用される、年末調整関係の改正がある。 「国外に居住する親族に係る扶養控除等の適用」についての改正だ。 日本に住む外国人、外国籍の者は、母国に扶養親族がいる場合がある。 日本の所得税のしくみでは、そうした海外に居住している扶養親族についても、 親族の範囲に入る場合には、扶養親族に入れることは可能だ。 6親等内の血族、3親等内の姻族が所得税の親族の定義。 あとは、日本国内でもそうなのだが、仕送りなどでその親族と生計を一つにしていることが必要。 もちろん、合計所得金額が38万円を超えている人は対象外。 海外に居住する扶養親族を扶養控除するための要件が厳格に定められた。 それぞれの扶養親族に対して、 親族関係書類 送金関係書類 の提出が義務付けられた。 親族関係書類とは、日本で言えば、戸籍に相当する書類で、控除対象となる親族かどうかを証明するもの。 送金関係書類は、海外送金やクレジットカード資料などで、仕送り等をしていることを証明する書類。 これらの書類は、一人ひとりについて、別途必要である。 銀行送金の場合には、一人ひとりが、現地国
移民問題に思う
私は、安直な移民政策、外国人を安易に在留、永住許可する政策には、基本的に反対だ。 法整備を、厳しく構築しておかないと、移民したい側は必死なので、方の抜け穴を探して入ってくる。 中国人の外国人技能実習生が、5年間で1万人も所在不明、つまり、日本国内で逃亡したのだ。 正規の在留を持たずに、日本国内で生きていくとしたら、まあそんなに選択肢はないだろう。 チャイナマフィアなど、手引する組織もあるだろうし、北池袋はそうした勢力が強いと聞く。 少なくとも、真面目に土木工事で働こうなどとは思わない人たちだろうから。 文化も歴史も、日本人とは異なる。 カナダのリッチモンドは、チャイナの移民で、すっかり町が変貌してしまったという。 中国人は騒ぐ。生活環境も汚す。 アパートや賃貸マンションの住民は、中国人が入居してくると、機を見て引っ越してしまう。 やかましくて汚くて耐えられないのだ。 するとそこにまた中国人。気づけば全住民が中国人になってしまう。 これは、日本でも起こることだ。現に起こっている。 そうした摩擦のもとになる暮らし方しかできないような外国人は御免被りた